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静岡県立大学ベンチャーとDr.PURの共同開発(取材記事)

美容化学市場の旬を捕らえる!先端事例をレポートする業界専門誌のBeauty Tribune に、Dr.PURの世界でひとつの新原料であるエクセルキトサン&エクセルグルコサミンが取材されました。
(特許:静岡県立大学ベンチャーとDr.PURの共同開発)

【キトサンにココナッツオイルを融合させた夢の新素材】
イオン吸着とアンカーのダブル作用に期待
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《記事》
“キトサン(グルコサミン)”と“ココナッツオイル”、双方の特性を併せ持つ世界で唯一の素材が開発された。自然界に存在する天然アミノ多糖(高分子)の一種である“キトサン(グルコサミン)”は医療分野で広く利用されている。保湿作用、抗菌作用、創傷治癒作用、生体分解性などの様々な薬理作用を有し、その用途は人工皮膚や手術用縫合糸などが代表的。しかし、固体が強酸性の水溶液でなければ溶解せず、またゲル化や沈殿の可能性と言う使用上の問題点があった。“ココナッツオイル”とは、ココヤシ果実(ココナッツ)の巨大な種子内部の胚乳から抽出精製されるオイルである。洗剤・石鹸等の工業原料から、ホイップクリーム・ラクトアイス等の食用原料まで幅広く使われており、脂質100g中、飽和脂肪酸84 g、多価不飽和脂肪酸1.5 g、一価不飽和脂肪酸7 gと飽和脂肪酸が多く、腐りにくいのが特徴。世界的に有名な女優やモデルがココナッツオイルを愛用していることで注目を浴び、メディアでもその効能が報じられ、話題となっている。今回特許を取ったのは、静岡県立大学発ベンチャー・天然素材天然新素材科学研究所(株)(静岡県立大学名誉教授、理学博士・吉岡 寿博士氏、農学博士・酒井 康雄氏)とDr.ピュールボーテ株式会社により共同開発された“両親媒性天然多糖素材「エクセルキトサン&エクセルグルコサミン」”と呼ばれる夢の新素材だ。この素材の特徴はイオン吸着とアンカーのダブル作用。マイナス電荷の皮膚表面と、プラス電荷の“エクセルキトサン&エクセルグルコサミン”はイオン的に強く吸着するため、きわめて安定した「うるおいベール」を作り出す。更に、皮脂で覆われて疎水的になっている角層表面に、疎水基である脂肪酸をアンカーのように打ち込むことで、吸着力を増すことに成功した。水分の蒸散を抑え、バリア機能を保持しながら、素肌に長時間に渡って留まる「長時間滞在型うるおいベール」は高分子被膜形成によるサラっとした使用感も魅力。同素材を使って世界で初めて開発された「エクセルキトサン&エクセルグルコサミンマイクロカプセル」は、肌全体をカバーしながら分散後、時間差で美白成分などの油溶性成分(ビタミンC誘導体等)が少しずつ肌に浸透する画期的なシステムである。このシステムにより、「水分の保持性・バリア性」だけではなく、「油溶性美白成分の補給」を同時に行うことが可能となった。同素材を保水力が高いことで知られる「ヒアルロン酸」と比較すると、親水性・親油性・エモリエント効果・薬理的効果(抗菌性・生体適合性・被膜性)の全てにおいて同等かそれ以上に優れていた。実際に試料を塗布する比較試験では、新素材のうるおい感・しっとり感は3日目でも80%を超え、ヒアルロン酸の30%前後を大きく上回る結果となった。また、肌荒れ解消感でも3倍の開きが見られた。もう1点、注目すべきはその安全性である。両親媒性である新素材は、スクワランなどの広範囲の化粧油分に対して優れた乳化作用があり、他の低分子界面活性剤を添加する必要がない。化粧品に不可欠な乳化剤が安全な天然素材であること、製品全体のベース性能(配合成分の効果、使用感、テクスチャー、安全性、製品の安定性)の向上が得られること、これらが今までにないクォリティーの高い化粧品の開発につながっている。Dr.ピュールボーテ株式会社(本社:静岡県静岡市/tel:054-349-5855)は同成分を全製品に配合。世界唯一の特許成分で他社の製品とは一線を画している。